変数のデータ型
プログラムを扱うデータには、型があります。
PHPで主に使えるデータ型
integer | 整数 |
float | 単精度浮動小数点数 |
double | 倍精度浮動小数点数 |
string | 文字列 |
boolean | 論理値 |
object | オブジェクト |
array | 配列 |
NULL | ヌル |
データ型は厳密に定義しないと変数が使用できないというプログラミング言語もあります。PHPでは、そのあたりのことは大らかで面倒な定義は不要です。
「文字列を代入すれば文字列型」になり、「整数を入れれば整数型に」というように、
値を変数に代入すれば、適当な型を設定してくれます。
下記のコードは、$aは整数型、$bは文字列型です。
$cは「整数型」と「文字列型」の結果ということですが...
<?php
$a= 100;
$b="200円アップやった";
$c= $a + $b;
print $c;
?>
結果は「300」となります。
phpでは、数値で始まる文字列の場合、これを数値と認識します。$bの先頭が200なので数値と判断し「円アップやった」が無視されました。